企画募集
不妊症に悩む夫婦も暮らす社宅団地「行ってきまーす」
向いの団地から勢いよく園児が飛び出してくる。
朝のお見送りである。
それを羨まし気に見つめる一組の夫婦。
「わたしたちも早くあんなかわいい子供ほしいわね」
「だねえ」
そこへ団地の管理人の男が現れ、
「確かに、子供ってかわいいもんだね」
「あ、おはようございます、社長」
「佐伯君、おはよう。社長はよしてくれたまえ、今はただの巡回管理人吉田だよ」
「吉田さん、うちにも早いとこお願いしますよ。子供授けてくださいよ」
「うーん、こればっかりはねえ・・・」頭をかく管理人吉田。
「ところで、今日はどうしたんですか?」
「うん、今日は1号棟回ろうと思ってね」
「じゃあ、今から?」
「そのつもりだよ」
「やったー」
「あなた、そろそろ行かないと、電車に遅れちゃう」
「あ、いけね!」
「お仕事がんばってね」
「子供出来たら、俺もっと仕事がんばるんで。ふたりも頑張ってよ」そういうと夫は足早に駅に向かう。
「じゃあ、部屋に行こうか」吉田は妻の腰に手を回し、部屋へと誘導する。
ここは医者からも見放された不妊症の夫婦も暮らす社宅団地である。
社会貢献として、そのような世帯を積極的に採用し、住まわせているのだ。
部屋に入ると、妻の方から積極的に吉田に迫る。
接吻にはじまり、吉田の陰茎にしゃぶりつく。
「なかなか来てくれないんだもん。」
「どれくらいご無沙汰してた?」
「2週間ですよ。その間、吉田さんのことばかり考えてました」
「それじゃ、今日も一生懸命働いてくれてる旦那さんのためにも、こっちも頑張ろうかな」
「今はふたりきりですよ。夫の話はやめてください」
「そうだな、子作りってそういうもんだし、そのほうが佐伯君のためだものな」
「ほらまた」
「すまん、すまん」そういうと吉田は妻と熱い接吻を交わしながら、ベッドへとなだれ込む。
こうして熱い朝の一戦が始まる。
「さっきの向かいの奥さん、田所さんはね、この体位が好きなんだよ」
両足を抱え、チンポを膣の奥に沈みこませ、腰を振る。
「ああすごい、奥までくる。私もこれ好きです」
たっぷり精液を流し込んだマンコをしげしげと確認する吉田。
「こんだけ流し込めば、さすがに妊娠するだろ。佐伯君喜ぶぞ」
ベッドに横たわる全裸の妻の肢体を眺めながら、服を着る吉田。
「こんなに美人な奥さんもらって、佐伯君も幸せ者だな」
「もういっちゃうんですか?2回戦やらないんですか?」妻は名残惜しそうに吉田を見る。
「この間、入ったばかりの小松くんとこにも挨拶しておこうと思って。大丈夫、次はもっと早いうちにくるよ」そういうと吉田は妻に軽い口づけをして部屋を出て行った。
そして2か月後、佐伯と吉田は同じ部屋にいる。佐伯の妻の帰りを待っている。
そこへ笑顔で戻ってきた妻が、診断書を見せながら
「わたし、赤ちゃんできました」
「ばんざーい、ばんざーい」大喜びする3人でした。