企画募集
早く保健室へ
忘れ物を取りに放課後の廊下を歩いていると、ひとりの男子生徒が倒れ込んでいた。
「どうしたの?具合悪いの?」
女子生徒つかさは、男子生徒を背負う。
「とりあえず、保健室へ行きましょう」
何か変だ。途中、男子生徒が匂いを嗅いでくるし、何やら硬いものをお尻に当ててくる。
ほんとは元気なんじゃないのかなぁ?
だが、今は一刻も早く保健室へ。
保健室のベッドに寝かせると、男子生徒が目を覚ました。
「気が付いた?」
「君がここまで運んでくれたのか?」
「大丈夫そうね。じゃあ私行くね」
「ちょっと待って!実はさっき花壇で蛇に噛まれたんだ。きっと毒蛇だ。毒を吸いだしてくれ」
「自分で出来ないの?」
「場所が場所だから・・・」
「いいわよ。どこ?」
「ここ」ポロンとイチモツを出す。
一瞬引いたつかさだったが、よく見るとそれはそそるのもがあった。
なので、気付いたら咥えていた。
だんだん大きくなってきた。
「おっきくなってるわよ」
「毒で腫れてるんだ。早く吸い出して」
つかさは頭を激しく振る。
そして白濁液が口の中に。
「これが毒?」
だが、まだ腫れは収まらない。
「この程度じゃダメだ。俺死んじゃう!」
毒を抜くにはどうすれば?
気づけば、つかさは男子生徒と合体していた。
腫れが収まるまで何度も何度も。
そして気づけば朝を迎えていたのだった。