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「大江戸痴女教師」「第五話」「花魁姿の女教師」
ko 2021-11-09 午前 01:30:58

豊島大門に助けられた恵美奈とメグルは、青木屋新兵衛の協力もあって、長屋に住むことになった

長屋に住むことになったのはいいが、初めの家賃は大門たちが出してくれたものの、これからの生活には働かなくてはいけない状況なのだ

なにせ、この時代のお金など持っていない

恵美奈「メグル、未来に帰れるかどうかわからないし、生活をしなくちゃいけないんだけどどうする?」

メグル「そうね、私たちセックスが好きだから、男と寝てお金を貰っちゃう?」

恵美奈「それはできないわ、私たちは未来から来た女教師だし、いくらセックスが好きでも、そうだわ、私たちは教師だから寺子屋で授業をしましょう」

メグル「恵美奈って、淫乱なのに、そう言うとこは真面目なんだから、まあいいわ、で、どうする、アテはないけど」

恵美奈「大門さんに明日でも頼んでみるわ、じゃあお休み」

メグル「お休み」

こうして夜が明け、恵美奈とメグルは番所に行き、大門に話をした。大門は早速協力をし、寺子屋に頼んだ

恵美奈とメグルは、寺子屋の先生となった

それから、数日立ったある日、寺子屋が休みになったので、たまには二人で街へ遊びに出かけた

いろいろ見て回り、お昼を食べて、帰ろうとしていた、で、遊郭の外を歩いていたその時だった

恵美奈「きゃあ」と誰かとぶつかってしまった

ぶつかったのはどこかの若旦那風の男だった

男は「イテテテ、どこ見て歩いてるんだ」と怒った

恵美奈「それは、こっちの台詞です、あなたこそ」

男「まあいい、それより、急いでいるんだじゃあな」

男はそのまま逃げるように何処かへ行ってしまった

恵美奈「何よ、あの人」と思い、恵美奈とメグルは帰ろうとする

そこへ、見るからにガラの悪い男たちが五人ぐらい、恵美奈の前に立ちふさがった

その中の一人の男が「おい、女、今、若い男が来なかったか」と聞く

恵美奈は、状況を判断し、「あの人、何かしでかしたのね」と考え、だが見るからに男たちが悪党っぽいので、

恵美奈は「はい、その人なら、こっちへ逃げて行きました」と言って、さっき逃げて行った男は違う別の方向を男たちに言った

で、男たちはその方向へ行った

恵美奈たちは、その夜青木屋新兵衛に呼ばれて、そこで食事会をする事になっていた

恵美奈とメグルは、青木屋へ行く、で、中に入ると、そこには新兵衛と娘のおてる、それになぜか豊島大門がおり、先ほど恵美奈にぶつかった男がいた

恵美奈は「あなたは、さっきの、もしかして新兵衛さんの息子ですか」と聞く

男は「さっきは、すまなかった、私は新兵衛の息子で太郎と言う、あなたたちの話は豊島様から聞いている、何でも未来から来たとか、信じられないが」

恵美奈「まあ、そうですよね、それより、大門さんがいらっしゃるのは、いったい何があるんですか」

大門「実はな、この太郎が好きになった女性が遊郭で働いていてな、彼女は借金の末遊郭で働いているのだが、今日はその初めての水揚げらしいのだ、でも、その借金を今日はやっと返せると思い、太郎が返しにいったのだが、何故か増えていて、10両が100両になっていたのだ、で太郎は無理やり借金の証文を見つけて帰って来たのだが、これがその証文だ」

恵美奈「なるほど、そうだったのですね、でもこれは」

大門「ああ、偽証文だ、本物は遊郭にある、私が女性を助けに行きたいが、私には仕事があっていったいどうしたらいいのか」

恵美奈「それなら、私とメグルに任せてください、私たちが花魁となって遊郭に行って証文もその女性も助けに行きます私たちなら、屈強な男衆たちでもセックスでイかせられますから、今まで未来でもこの時代に来てからでもいろいろな悪党たちをセックスでイかせてきましたので、大丈夫ですよ」

大門「そうか、まあいやらしい女たちなんだな、けど花魁なんてどうやって」

恵美奈「新兵衛さん、花魁の衣裳ってありますか」

新兵衛「ありますよ、二つでいいですね、」

恵美奈たちは早速着替えて花魁になる

恵美奈「後は、駕籠が二つほしいですね、女性を助けて乗らせなくちゃいけないし、女性を助けるまでまってもらわなくちゃいけないので」

そして、恵美奈とメグルは新兵衛が頼んだ駕籠に乗り込む

で、駕籠付きに恵美奈は「遊郭へいったら、私たちのことは大丈夫ですから、女性が遊郭から出てきたら直ぐに青木屋さんへ乗せて帰ってください」

と言った、で、恵美奈「女性の名前は、太郎さん何て言うんですか」

太郎「おいえだよ」

恵美奈「わかりました」

で、二人は遊郭に急ぎ、当然、門から入るわけにはいかないので、遊郭の裏口から入った

すると「花魁何をしている」と声が聞こえた