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高利貸しを営む親父が、借金のカタにもらってきたクラス女子たち
下半身 2023-01-05 午後 17:25:17

 

 

 

放課後の掃除当番を終わって帰宅すると、クラスの女子たちが手分けして部屋やお風呂、トイレなどの掃除をしている。

 

ここは女子寮でもシェアハウスでもない、れっきとした俺の家である。

 

コロナによる物価高が続く中、高利貸しを営む親父が、借金が返せない相手から、借金のカタとして娘をもらってくるのだ。

 

しかもその娘を一軒家で独り暮らしする俺に押し付けるのだが、何故か俺のクラスの女子ばかりなのだ。

 

 

 

「その座布団も干すからちょうだい」

 

「足邪魔だからどけて」

 

と言いつつ、掃除機をかける。

 

 

 

「ただいまー、買い物してきたよ」とレジ袋を渡す。

 

中身を確認しながら「あれ?頼んでおいたゴムは?」

 

「ちゃんと入ってるでしょ?」

 

「これ輪ゴムじゃないの!この状況でゴムって言ったら、コンドームに決まってるでしょ!」

 

「だって、ゴムって言うから・・・」

 

「コンドームでしょ、ゴムって言われたら普通!」

 

「わかったわよ、もう一回行ってくるわよ!」

 

そんなやり取りを部屋の隅っこで、ニヤニヤしながら聞いている俺に

 

「あんたも笑ってんじゃないわよ!」

 

 

 

 

 

はじめは、親父が一人の女子を連れてきた。それは同じクラスの女子だった。

 

「借金のカタにもらってきた。おまえにやるから、嫁にするなり愛人にするなり好きにしろ」

 

親父が立ち去った後、俺は彼女にこう言った。

 

「親父はああいったけども、君の好きにすればいいよ。悪代官じゃあるまいし・・・いつの時代だって話だよ。親父にはうまく言っとくよ」

 

 

 

そしたら、その夜のうちに俺の寝床にやってきて「やさしい、一緒にいたい」と惚れられ、合体した。

 

こうして、俺の元から離れようとせず、そのまま居付いている。

 

 

 

その後も同じことが続いた。

 

その度に俺は彼女たちに

 

「親父はああ言ったけども(以下同文)」と告げ。

 

彼女たちに「やさしい!」と惚れられ、現在に至る。

 

 

 

「いつかお父さんの会社継ぐんでしょ?」と彼女たちは言う。

 

後々、誰か一人を嫁になり、残りは俺が親父の金融会社を継いだ後、愛人秘書として俺のもとに居続けるつもりらしい。

 

それまで、世間に知れたらヤバイだろうからと、特に学校には・・・と、俺たちは家の外では、お互いにそっけない振りをしている。

 

 

 

そして今日もまた親父が、新しく借金のカタの女を連れてきた。

 

それはクラス担任の女教師だった。

 

「いつまで続くんだろうな、このコロナ不況・・・」

 

と親父は言い残し、担任を置いて家を出て行った。