企画募集
彼氏が不能になった原因女子校生の沢口ナナカと男子高生三宅マサオは恋仲である。
放課後の学校内にある人気のない資料室に入り込み、いい雰囲気である。だが・・・
「ごめん・・・」とマサオはナナカを避ける。
「やっぱりだめなの?」
ガックリうなだれるマサオ。
「いいよ、ゆっくり治しましょ。わたし先に帰るね」
「今日もダメだった。」不妊症に頭を抱えるマサオを置いて、ナナカは部屋を出る。
しばらく後から部屋を出ようとするマサオは、ナナカの携帯の忘れ物に気付く。
携帯を届けに来たマサオが、ナナカの住む社宅団地の玄関に立つと、中から賑やかな声がする。
「ナナカ戻ってるな」
マサオが玄関チャイムを押す。
一瞬、中の様子が静かになる。
だが、誰も出てこない。しばらくして、再び中の様子が賑やかになる。
変に思ったマサオがドアノブに手をかけ、回してみる。ロックがかかっていない。
「不用心だな」
マサオはこっそりはいりこむ。廊下にはナナカの制服やスカートが点々と、脱ぎ捨てられていた。
それを辿った先の、賑やかな部屋を覗いてみる。
そこには、楽しそうに、気持ちよさそうに全裸騎乗位で腰を振るナナカの姿があった。
「今日はいつもより激しくないかい?」と言うお相手は、この社宅団地管理人の吉田である。
「だって、今日楽しみにしてたんだもん」
「あんなナナカの笑顔、初めて見た・・・」マサオは恨めしそうに自分の股間をさする。
「今日、彼氏にしてあげたかったこと、何でも私にしていいからね。」と言う吉田にナナカは舌を絡ませ、腰の動きを激しくする。
「これが、隣の大下さんが好きな体位だよ。どう?」吉田はバックでナナカを責める。
「もう、バカ」バックで突かれながら笑顔のナナカはキスを求め、吉田も応じる。
やがて、ベッドの上の営みは終わり、力尽き横たわるナナカをそのままに、相手を務めた管理人吉田が服を着はじめ、マサオに気付く。
「おおっと、びっくりした。いたの?」
「すいません、また俺の替わりに相手してもらってたんですね」
「今の見てたんでしょ?どうだった?自分としては会心のセックスできたと思うんだ。」まだ息が整わなず、ベッドに横たわる全裸のナナカを見やりながら吉田がイキイキして言う。
「俺もイケると思ったんですが、あと一息でダメでした。」とマサオは自分のチンコを握りしめたまま、恨めしそうに見下ろす
「わたしは別にいいんだよ。こんな明るい時間から、可愛い女の子とセックスできるんだから、大歓迎だよ。あれからまだ1か月だけど、ずいぶんいい女になったよ。フェラテクも腰遣いもバツグンの。マサオくんを、いつか気持ち良くしてあげたいって言ってるよ。」
吉田は続ける。
「君も卒業したら、うちに就職して彼女と結婚しなよ。そしたらあんな避妊具なしで、妊娠させてあげるんだけどなぁ」とナナカ
の体に乗せられた、使用済みコンドームを見つめる。
恐縮するマサオに吉田が尋ねる。
「ところで、なんでダメになったの?」
「実は・・・」
放課後の誰もいない教室でナナカといい雰囲気になっていたところを、不良グループに気付かれて絡まれたことを話した。
「それ以来、いざとなるとあいつらがまた絡んでくるんじゃないかと・・・やつらの顔がちらつくんです」
「あんまり気にすんじゃないよ。そのうちよくなるから・・・じゃあ、私は予定あるから行くね」
「ありがとうございました」
部屋を出た吉田は、すぐ隣のドアの前に移動する。そして、玄関チャイムを押す。
中から顔を出したのは、大下の奥さん。不良グループの一人、大下の母親である。
「待ってましたよ。早く入って!」
手を引っ張られ奥の部屋に入ると、そこには不良グループの他のメンバー飯田、石岡の母親がいた。
「吉田さん、遅いですよ。みんな待ってたんだから」
「すまんね。急な用事が入ったもんだから」
みんな一斉に服を脱ぎ出し、下着姿になって吉田に群がる。
「明日は休日。旦那はしばらく出張。子供たちも戻ってきませんから。存分に楽しみましょ。」
不良グループの大下、飯田、石岡が、別棟の石岡の部屋のある社宅団地の階段にたむろっている。
「二人とも、今日俺んちに泊まっていくんだろ?」と石岡。
「また、母ちゃん、あの男と逢ってるんだぜ。しばらく帰ってくんな・・・だってさ。今頃やりまくってんのかな」と大下。
「俺さ、母ちゃんに言われたんだよ。本当の父親は管理人の吉田だって」とうなだれる飯田。
「俺もだぜ」と同調する石岡。
「俺たち腹違いの兄弟ってことか!なんかまた、どっかのカップルイジメたくなっちゃうな。」と三人はそろって空を見上げる。