企画募集
フラレタけど・・・これでいい
「好きです、付き合ってください」
お相手の女子、野村ミハルには、好きな男子がいることは、うすうす気づいていた。
それを承知で告白する。
当然、「ごめんなさい」という答え。だが、これでいい。
「好きな人がいるんだね。だれ?山下?」
ビンゴだ。野村ミハルは否定しない。
好きな女は必ず手に入れる俺川上。ある作戦を実行する。
クラスの女子で、裏でセフレ関係にある今井トモミを山下に差し向ける。
「ストーカーに狙われている。しばらく付き合ってるフリして欲しい」と。
ふたりのいちゃつく様子を野村ミハルに見せつけるのだ。
ショックを受けた野村ミハルは、半ば自暴自棄になり、俺のところへやってくる。
「私のこと好きなんでしょ?やらせてあげる!」
あとは、俺自慢の性テクニックで篭絡する。
誤解だと知った時には、もう俺の蜘蛛の糸からは逃れられなくなっている・・・という仕組みだ。
もちろん、今井トモミにもご褒美の熱い一夜をプレゼントすることを忘れない俺だぜ。