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それでも俺は信じない
下半身 2025-04-10 午後 19:24:28

俺は想いを寄せているクラス女子に告白した。

 

だが、あっさりと振られた。それ以降も、諦めない俺は機会を見ては何度でも告白した。

 

「何でダメなの?俺と付き合ってよ」

 

俺のしつこさに辟易したように彼女は言った。

 

「実は・・・付き合ってる人がいるから」

 

「嘘乙だよ。俺はそんな言葉には騙されない」

 

 

困り果てた彼女はひとりの男子に相談する。

 

「しつこくて困ってるのよ」

 

「警察に相談したら?」

 

「悪い人じゃないから、警察沙汰にはしたくないのよ」

 

ふたりは俺を納得させるため、ある作戦を実行する。

 

「男とラブラブなところを見せつけてやろう」

 

ふたりのキスシーンの動画を撮影して、俺に見せてきたのだ。

 

「こんなのただのお芝居だよ」とそれでも俺は信じない。

 

 

今度はフェラ動画を俺に見せてきた。

 

「口だけじゃん。俺は信じない」

 

 

セックス動画を見せてきた。

 

「疑似だ。疑似だ。ハメてないじゃん。喘ぎ声もわざとらしい」俺は信じない。

 

 

ハメハメ動画を見せてきた。処女喪失の苦痛に顔をゆがめる彼女の姿がそこにあった。だが・・・

 

「ゴムしてんじゃん。普通だ」俺は信じない。

 

 

中出し動画を見せてきた。嫌そうな表情の彼女の姿に・・・

 

「作り物の精子じゃん。それに愛が足りない」俺は信じない。

 

 

ついに生セックスを見せてくれることになった。

 

ラブホへ向かうふたりの後ろをついていく俺の手は、ズボンのポケットにある。

 

その中で俺の右手が、すでに忙しく動いていることを、前を行く二人は知る由もない。

 

部屋に入るなりふたりは、俺の目の前で唇を重ね合い、そのままベッドへなだれ込む。そんなふたりを見てズボンの中でシコる俺。

 

「今回は何と言って否定してやろうか」そればかり考えていた。