企画募集
それでも俺は信じない俺は想いを寄せているクラス女子に告白した。
だが、あっさりと振られた。それ以降も、諦めない俺は機会を見ては何度でも告白した。
「何でダメなの?俺と付き合ってよ」
俺のしつこさに辟易したように彼女は言った。
「実は・・・付き合ってる人がいるから」
「嘘乙だよ。俺はそんな言葉には騙されない」
困り果てた彼女はひとりの男子に相談する。
「しつこくて困ってるのよ」
「警察に相談したら?」
「悪い人じゃないから、警察沙汰にはしたくないのよ」
ふたりは俺を納得させるため、ある作戦を実行する。
「男とラブラブなところを見せつけてやろう」
ふたりのキスシーンの動画を撮影して、俺に見せてきたのだ。
「こんなのただのお芝居だよ」とそれでも俺は信じない。
今度はフェラ動画を俺に見せてきた。
「口だけじゃん。俺は信じない」
セックス動画を見せてきた。
「疑似だ。疑似だ。ハメてないじゃん。喘ぎ声もわざとらしい」俺は信じない。
ハメハメ動画を見せてきた。処女喪失の苦痛に顔をゆがめる彼女の姿がそこにあった。だが・・・
「ゴムしてんじゃん。普通だ」俺は信じない。
中出し動画を見せてきた。嫌そうな表情の彼女の姿に・・・
「作り物の精子じゃん。それに愛が足りない」俺は信じない。
ついに生セックスを見せてくれることになった。
ラブホへ向かうふたりの後ろをついていく俺の手は、ズボンのポケットにある。
その中で俺の右手が、すでに忙しく動いていることを、前を行く二人は知る由もない。
部屋に入るなりふたりは、俺の目の前で唇を重ね合い、そのままベッドへなだれ込む。そんなふたりを見てズボンの中でシコる俺。
「今回は何と言って否定してやろうか」そればかり考えていた。