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俺の一日はこれからだ
いちにち 2021-11-14 午前 08:11:21

俺は授業中ほとんど机に突っ伏して寝ている。

体育の授業も仮病を使い見学している。

昼食もひとり飯。

こうして今日も授業が終わり、「さよなら」「じゃあね」とみなそれぞれが別れの挨拶をして教室を出ていく。

だが、俺には誰も声をかけることはない。

今日も俺は誰とも言葉を交わすことはなかった。

 

とぼとぼと帰宅して、部屋のドアを開けると、さっき教室を出て行ったクラスの女子たちがそこでたむろしている。

彼女たちはいつも先回りして、俺の帰りを待っている。

俺は黙って、そのうちの一人を背後から抱きしめ、胸を揉みしだく。

そう、日中、学校でほとんど動かなかったのは、これからのために体力を温存していたからだ。

誰からも相手されずにかわいそうな奴だと思ったかい?

俺が忙しいのは学校が終わってからだ。

溜め込んだエネルギーを女子たちにぶつけることで、俺の部屋はこれから彼女たちの喘ぎ声で賑やかになるのだ。

「俺の一日はこれからだ」