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新しい幸せの形

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作成者 銭湯之介 コメント 0 観覧数 92 作成日 25-12-19 22:01

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仕事から帰ると、食事を用意して笑顔で迎えてくれる。
風呂から上がると、マッサージしてくれる。
ギスギスした夫婦関係だった妻が近頃、妙に優しい。
「浮気だな」と俺はピンときた。
だが、関係が悪くなっていたのは、俺のせいでもあった。勃起不全なのだ。

ある日、外回りの途中で、こっそり自宅に立ち寄った時のこと。
奥から妖しい声が聞こえてくる。
見ると、妻が男に馬乗りになって、腰を振っている。その顔は、満面の笑顔だ。
あんな眩しい笑顔は、久々だった。
相手の男はというと、最近引っ越してきた隣の独身男。
「実は俺、高校の時、若菜ちゃんのこと好きでさ、いつも見てたんだよ。気づかなかった?」
「見られてるな、とは思ってたけど。あまり気にしてなかったかな」
「今は、こうなって、どう思ってる?」
「大好きよ!」
「高校の時に若菜ちゃんにしてあげたかったこと、していい?」
「いっぱいして」
どうやら高校の同級生で再会らしい。

ふたりは俺の存在に気付き、慌てて行為を辞めようとする。
「いや、そのまま、そのまま」
俺はそう言いながら、飛び込んで行き、自分の正直な気持ちを伝える。
楽しそうにしている妻を見ると、自分も気が楽になること。
ふたりの行為を見て、興奮を覚えたこと。むしろ見せつけられたほうが、勃起不全が改善されるのではないか?と考えていること。
何より、妻とは別れたくない・・・それが一番だった。

独身男はそれ以来、俺が在宅中でも頻繁にやってくるようになった。
「会いに来たよ、若菜ちゃん!」
「来てくれてうれしい。わたしもちょうど会いたかったの」
ふたりは俺の前で唇を重ね、
「今日は寝かさないよ」
「うふふ、望むところよ」
そういうと二人は寝室へ消えていく。
明日も仕事のある俺は、二人の喘ぎ声を聞きながら、ソファーで眠りにつく。

俺の前で食事を独身男性の口に運ぶ妻。
「いっぱい精つけてね」
「今日もこの後するの?」
「わたし早く新しい家族欲しいの」
「ぼくも若菜ちゃんと早く子供作りたい」
まるで新婚夫婦だ。


ある日、独身男が、妻に別れ話を持ち掛けている。
独身男が、妻の知らないとこで付き合っていた、上の階の未亡人を孕ませてしまい、結婚することになったという。
夫である俺の前で、妻が浮気相手の男性を「私というものがありながら、このバカタレ!浮気者!」と罵っている。
俺は今、別れ現場を見せつけられる。
子供の頃の親の夫婦喧嘩もこんな感じだったなと思い出しながら、ニヤケていた俺だったよ。

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