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奇妙な三角関係・・・全ては親友の幸せを守るためだった

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作成者 銭湯之介 コメント 0 観覧数 5 作成日 26-05-16 18:38

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クラスメイトで親友の圭子に彼氏ができた。それからというもの彼女は幸せそうだ。
圭子と過ごす時間が少なくなったが、美沙は満足していた。

そんなある日、買い物先で、圭子とその彼氏の隆とバッタリ出くわした。
たまたま見たい映画が同じだったため三人で行くことに。
途中トイレに脱け出した美沙に、隆が待ち受け、告白してきた。
「一目惚れなんだ。俺と付き合ってくれ」
「何言ってんの。あんたには圭子がいるでしょ!」
「俺、圭子と別れるよ。だったらいいだろ?」
「ちょっと、考えさせて」

さて、どうしたものか?圭子は何も知らず、今日も朝から楽しそうだ。
悩んでいる美沙の耳に噂話が入る。
「女子校の生徒が自殺したんだって。彼氏にフラれたらしいよ」
まさか、圭子は自殺したりしないわよね?
「男なんてすぐ飽きて、戻ってきたかもしれないのに。早まったわね、その子」

「一度だけならいいよ」ラブホで隆と密会し、半日過ごした。
「そうだ、男というものは一回ヤったら、すぐ飽きる生き物なのだ」と、高を括っていた。だが・・・
君のことが忘れられないよ。もう一度だけ会えないかな?
圭子に別れを告げられたら溜まらない。こうして美沙は何度も隆からの呼び出しに応じた。圭子との愛を確かめ合ったあとなら・・・という条件で。

「圭子と何発してきたの?」
「5発」
「その割にビンビンね。さっきまでやってたと思えない」
「美沙ちゃんと会えると思うと、たぎっちゃって」
隆は美沙とも5回戦をこなした。

あれから5年。隆と圭子は結婚し、子供も授かり、幸せな家庭を築いた。
そんな二人の愛の巣のお隣に美沙は住んでいる。
彼女もまた子供が。だが、シングルマザーである。

「美沙ちゃんと離れるなら、圭子と別れる」と隆は言い続けているのだ。
親友の圭子に離婚させたくない。悲しい思いして欲しくない。
朝の出勤の際、隆が美沙の耳元で囁く。
「今晩行くから、二人目こさえよ」
「何話してるの?」圭子が怪訝そうにきく。
「いや、赤ちゃん大きくなったねって、言っただけよ」

隆と圭子の幸せそうな様子に、美沙は満足そうな笑みを浮かべる。
「これでいいのだ。圭子が幸せなら」と。
突然、美沙はカメラ目線になり告げる。
「わたし、何か間違えてますか?」

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